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その存在は、果たして「神」か「ペテン師」か、それとも「怪物」か...。

新進気鋭の女性映画監督・甲斐さやかによるオリジナル脚本。甲斐さやかの初舞台作品となる本作は、『信仰心』そして『神の存在』を問いかける。ときにホラーともとれるほど、鋭く人間模様を描きだす映画監督としての感性を、演劇でしか味わえない生の空間に掛け合わせることで、よりテーマが研ぎ澄まされ見る者の感覚に鋭く刺さるような新しい演劇体験をもたらし、観劇後の心に深い余韻を残す臨場感のある世界観を生み出していく。

教誨のため刑務所を訪れた山川神父が、新たに向き合うことになった死刑囚・町月。その死刑囚は自らのことを“神”と呼んだ－。 それ以来、山川のまわりで不可解な出来事が起きていく。町月の存在は、果たして“神” か、“ぺテン師”か、それとも“怪物”か... 強いメッセージ性と鋭い演出で、観客の心を徹底的に揺さぶる問題作。

◾️作品情報
タイトル：舞台『聖なる怪物』
作・演出：甲斐さやか
美術：小林和史
照明：齋藤茂男
音響：榎戸香織
音楽：木村達司、YAS-KAZ
衣装：前田敬子（LOISIR）
ヘアメイク：吉池アサノ
キャスティング：杉山麻衣
演出助手：平戸麻衣
舞台監督：井坂舞
制作：山田千紗／華野奈依
プロデューサー：佐藤竜福／深田大介
主催・企画・製作：ミックスゾーン

会場：新国立劇場 小劇場
公演期間：2023年3月10日〜19日
公式サイト：https://thesacredmen.com/